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Q&A

概要

システムの復元とは、Windows の基本となるシステムファイルやレジストリに加えられる変更を、自動的に監視・記録するよう設計されているシステムのことです。
システムの復元を使用することで、システムを不安定にする原因となった変更を元に戻すことができます。
※復元を行えるのは、管理者・または所有者だけです。
※システムの復元によって、ユーザーのデータファイルやドキュメントファイル・メール等のデータが以前のものに書き換えられることはありません。

復元対象・対象外のファイル

復元されるファイル

システムファイル全般(拡張子が [.exe]、[.vxd]、[.dll]、[.com]、[.inf] および [.sys] など)

復元されないファイル

ユーザーが作成したファイル全般(拡張子が[.txt]、[.doc]、[.xls] など)
※マイドキュメント内や、インターネットの履歴、お気に入りファイル等も、システムの復元によって以前の状態に戻すことはできません。

復元方法

復元手順

手順1

Windowsのスタートボタンから[プログラム]をクリックし、プログラムの中から[アクセサリ]を選択します。

手順2

[システムツール]から[システムの復元]を選択します。

手順3

@[コンピュータを以前の状態に復元します]のラジオボタンを選択します。
A[次へ]ボタンをクリックします。

手順4

@[復元ポイント]がある日付は上図のように太字で表示されています。
Aさらに太字の日付をクリックすると右側に選択した日付と作成された[復元ポイント]の時間と名称が表示されます。
同じ日に複数の復元ポイントが作成されている場合は、どちらか復元したいポイントを選択します。 ここでは2つの復元ポイント[16:29 Windows Update V4]と[16:19 システムのチェックポイント]がありますので、 今回は[16:29 Windows Update V4]を選択します。
B復元ポイントの選択が終わったら、[次へ]ボタンをクリックします。

手順5

上図のようなアラートのダイアログボックスが表示されますので、内容をよく読み、[OK]ボタンをクリックします。

手順6

[次へ]ボタンをクリックすると、システムの復元が開始されます。終了するまでパソコンには触れないで下さい。
システムの復元が完了すると、一度再起動が行われ、確認メッセージが表示されます。
[OK] をクリックすると、コンピュータを使用することができます。以上でシステムの復元は終了です。

復元ポイントの作成方法

手順1

[システムの復元]と同じ要領で[システムの復元]の開始画面を開きます。
@[復元ポイントの作成]のラジオボタンを選択します。
A[次へ]ボタンをクリックします。

手順2

@[復元ポイントの説明:]の所へ任意の説明を記入します。
(今回は例として[ウイルスバスターインストール]と入力しました。)
A[作成]ボタンをクリックします。

手順3

@手順2で任意で記入した名前で新しい復元ポイントが作成されます。 上図の様に作成した日付と時間、復元ポイントの名前が表示されます。
A[閉じる]ボタンで終了します。
以上で、新しい復元ポイントの作成が出来ました。

復元を無効にする

システムの復元は、無効に設定することもできます。
ウイルスに感染してしまった時など、復元機能がシステムになんらかの悪影響を及ぼす場合には、無効に設定する必要があります。
※通常は推奨されていません。

手順1

[マイコンピュータ]を右クリックし、表示されたメニューから[プロパティ]を選択してクリックします。

手順2

[システムのプロパティ]のダイアログボックスが表示されます。
@[システムの復元]タブを選択し、クリックして開きます。
A上図の[システムの復元を無効にする]のチェックボックスをオンにし、[OK]ボタンで終了します。
以上で、システムの復元は無効に設定されます。

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