概要
Windows XPでも、従来のOSと同じように、『Administrator』という名前の管理者ユーザーが 初期設定で自動的に作成されています。 この 『Administrator』 はOSのあらゆる操作が可能になっていて、他の登録ユーザーのパスワードを変更したり、 ある特定のユーザーしか読めない設定のファイルを読めたりします。
- 【XP Home Edition の場合】
インストール時に 『Administrator』 のパスワードを入力する画面が出ませんし、 『Administrator』 で通常のログオンを行うこともできません。
また、コントロール・パネルの「ユーザーアカウント」という管理ツールからも 『Administrator』 は見えません。 そのため、まるで存在しないかのようにも見えますが、セーフ・モードで起動すると 『Administrator』 が表示され、 管理者としてログオンすることが可能です。 - 【XP Professional の場合】
インストール時に 『Administrator』 のパスワードを入力でき （OSがプリインストールされているPCでは 『Administrator』 のパスワードを入力する画面が表示されない場合もある）、 キーボードからログオンする操作で利用することも可能です。 （やや変則的な操作や設定変更が必要な場合もある）
そのため、 『Administrator』 にパスワードを指定しないと、第三者に悪用される恐れがあります。
これを防止するために、 『Administrator』 には必ずパスワードの設定を行ってください。
※普段お使いのユーザーや 『Administrator』 のパスワードを忘れた場合に備えるために、 パスワード設定後「パスワードディスク」を作成してください。
以下に、Windows XP の 『Administrator』 にパスワードを設定する方法を記します。
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