Q.Excelファイルを開こうとすると、以下のような警告が出ます。どうすればよいですか。


A.すぐに「マクロを有効にする」を押さないようにしてください。

Excelでは、マクロ(※1)や VBA(※2)を含む書類を開くときに、この警告を出す仕様になっています。
(Excelのマクロを利用したコンピュータウイルス:マクロウイルスが出回っているためです。)

ファイルを開く前にこの書類にマクロやVBAが含まれているかどうかを明らかにし、 以下を参照に対処してください。

(※1)マクロ : ExcelやWordのある操作を記憶して、自動的に計算を行わせるようなしくみのこと
(※2)VBA : マクロをプログラムの形で記述したもの

 

対処方法

マクロやVBAを使っているかどうかわからないファイルの場合

※知らない人から届いたメールに添付されていたファイルである。
※どこから出てきたのか、あるいは誰からもらったものか不明なファイルである。

そのファイルには、マクロウイルスが含まれている可能性があります。

警告の右上×ボタンを押して警告を閉じ、そのファイルを削除してください。

ファイルにマクロウイルスが入っていても、ファイルを開かなければコンピュータがウイルスに汚染されることはありません。

ファイルが、メールに添付されて届いたものである場合は、メールソフトを開いて、そのメール自体も削除してください。念のため、ファイルを削除した後に、ご使用のウイルスチェックソフトのパターンファイルを最新のものに更新してから、情報コンセントからケーブルをはずして、ウイルスチェックと駆除を行ってください。

自分で作成した書類などで、マクロやVBAを使用していることが予めわかっている場合

[マクロを有効にする]ボタンを押せば、ファイルは正常に開きます。