近年、ネットワークやそれに接続されたPC等からWinny、WinMX等のファイル共有ソフトを通じて、違法に音楽CDコンテンツやアプリケーションソフト等を交換するといった行為(※)が社会問題となっています。
中央大学では、コンピュータやネットワークを利用したこのような違法行為を防止するため、以下の方針に基づいて対処することにいたしました。
(※)ファイル共有ソフトの利用を念頭に置いて2009年6月に著作権法の一部改正が行われ、違法配信されている音楽や映像を違法と知りつつダウンロードする行為を禁止する、いわゆる「ダウンロード違法化」の措置がとられました。(ファイル共有ソフトの例示は こちら )
- ファイル共有ソフトの利用禁止
中央大学のネットワークを経由してコンテンツの違法な交換が行われる可能性のあるファイル共有ソフトに関しては、利用を禁止します。
- ネットワーク監視及び帯域制御措置
違法行為防止のため、学内のネットワーク上におけるトラフィックデータを監視し、ファイル共有ソフトによる典型的な通信であると情報環境整備センターが判断した場合には、パケットフィルタリング等の帯域制御措置を行うことがあります。
- ネットワークの一時的通信制限
学内サブネットワーク及び全学無線LANにおいてファイル共有ソフトの違法な利用があると疑われる場合、情報環境整備センターはサブネットワーク管理者に対して調査及び対処を要請します。サブネットワーク管理者によって速やかに適切な対処が講じられない場合、情報環境整備センターが一時的にネットワークの通信制限を設定することがあります。
- 違反利用者に対する措置
第1項に違反する利用が明らかになった場合は、当該利用者に対して通信制限またはネットワーク利用停止等、情報環境整備センターが必要な措置をとります。
- トラブル発生の場合の責任
ファイル共有ソフトを利用した者と著作権者等(管理団体を含む)との間で何らかのトラブルが生じた場合、また裁判、命令、仲裁、裁定等により当該利用者が損害賠償責任を負うこととなった場合、当該利用者個人の責任において対処するものとします。
以上